はなこの雑記

アジアをフィールドに文化人類学を学ぶ大学生の雑記です。

ホテル浦島 和歌山県勝浦にて日帰り温泉♪

 

勝浦にやって参りました。

 

お目当てはホテル浦島の日帰り温泉です。

ホテル浦島 公式HP | 大洞窟温泉忘帰洞 南紀勝浦温泉 Hotel Urashima Resort&Spa

 

 

 

紀伊勝浦駅前。

 

この地方の観光地感、すごくわくわくしませんか?!

私だけですか?!

 

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実際はシャッター通りなんですけれどね( ;∀;)
和歌山、見所いっぱいなのにアクセスが悪いためかあまり観光客がいません。

 

 

 

 

カメのような形の浦島丸に乗って、ホテル浦島に参ります。

 

 

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和歌山の海。

 

 

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ホテル浦島に着きました。日帰り温泉を利用させていただきます。

 

 

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内部の様子はこちらに写真があります。

洞窟の中の温泉で、海が見えます!!

温泉 | ホテル浦島 公式HP | 大洞窟温泉忘帰洞 南紀勝浦温泉 Hotel Urashima Resort&Spa

 

 

忘帰洞(ぼうきどう) 天然洞窟風呂

紀州藩主の徳川頼倫公に「帰るのを忘れさせるほど」と誉めて名付けられました。
他の温泉地では味わう事が出来ない大洞窟の迫力と、荒波せまる太平洋の景色を十分にご堪能いただけます。

温泉 | ホテル浦島 公式HP | 大洞窟温泉忘帰洞 南紀勝浦温泉 Hotel Urashima Resort&Spa

 

 

 

こちらの忘帰洞、父親のおすすめ温泉なのですよ。

すごくいいお湯でした。。。(*'ω'*)

 

ホテル浦島、今度は宿泊したいなぁ~。

 

 

 

 

それにしても、勝浦の何とも言えないノスタルジックな感じ・・・・・

 

 

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昭和っぽい・・・・・

というと失礼かもしれませんが、

好きです。

この懐かしい感じ。

 

ちょっと古い映画のワンシーンみたい。(だから失礼だって)

 

いや、好きなんですよ!

 

 

 

 

また来たいな、勝浦。

 

 

 

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駅前には、

秋刀魚の歌 詩碑がありました。

 

 

 

あはれ
秋風よ
情〔こころ〕あらば伝へてよ
――男ありて
今日の夕餉〔ゆふげ〕に ひとり
さんまを食〔くら〕ひて
思ひにふける と。

さんま、さんま
そが上に青き蜜柑の酸〔す〕をしたたらせて
さんまを食ふはその男がふる里のならひなり。
そのならひをあやしみてなつかしみて女は
いくたびか青き蜜柑をもぎて夕餉にむかひけむ。
あはれ、人に捨てられんとする人妻と
妻にそむかれたる男と食卓にむかへば、
愛うすき父を持ちし女の児〔こ〕は
小さき箸〔はし〕をあやつりなやみつつ
父ならぬ男にさんまの腸〔はら〕をくれむと言ふにあらずや。

あはれ
秋風よ
汝〔なれ〕こそは見つらめ
世のつねならぬかの団欒〔まどゐ〕を。
いかに
秋風よ
いとせめて
証〔あかし〕せよ かの一ときの団欒ゆめに非〔あら〕ずと。

あはれ
秋風よ
情あらば伝へてよ、
夫を失はざりし妻と
父を失はざりし幼児〔おさなご〕とに伝へてよ
――男ありて
今日の夕餉に ひとり
さんまを食ひて
涙をながす と。

さんま、さんま
さんま苦いか塩つぱいか。
そが上に熱き涙をしたたらせて
さんまを食ふはいづこの里のならひぞや。
あはれ
げにそは問はまほしくをかし。

 

 

谷崎潤一郎が妻千代に冷淡なのを見て同情から恋に変わり、谷崎はいったん佐藤に妻を譲ると言うが、谷崎は妻の妹せい子(『痴人の愛』のナオミのモデルとなった女優・葉山三千子)と結婚するつもりでいたがせい子に断られ、妻が惜しくなって前言を翻したため、谷崎と交友を断つ。谷崎は当時小田原に住んでいたためこれを小田原事件という。失恋に苦しみ、代表作である「秋刀魚の歌」(詩集『我が一九二二年』所収)などで千代への思慕を歌った。

佐藤春夫 - Wikipedia

 

 

いやはや、なぜか

「孤独な男が一人でさんまを食べる詩」

と記憶していて、

 

一人暮らしでさみしい私も

さんまなぞを食べるときにはこの詩を思い出したりしていたのですが、

 

 

単なる孤独とはちゃいますねこれ。

悔しい嫉妬と男の恋心がめらめらに燃えた詩ですね。

 

 

佐藤春夫は和歌山新宮市生まれですので

新宮氏には記念館もあるようです。

いつか機会があったら寄りたい。