はなこの雑記

アジアをフィールドに文化人類学を学ぶ大学生の雑記です。

雲南省東南部旅行♪ 昆明、羅平

春節の時期に中国の雲南省に旅行に行きます(*^_^*)

せっかくなので、どう言う場所なのか?何が有名なのか?予習してから行こうと思います〜。

 

大理や麗江など西側も行きたかったのですが、

一緒に行く恋人が、大理まで行けるほどの日程がない+歴史好きな彼と一緒に行きたい

と言うことで西側は次回に回すことに。

今回は、昆明、羅平、建水、元陽の4つを回ろうと思います!!

 

f:id:hnk0404:20180209192303g:plain

雲南省個人旅行・雲南省観光・雲南省観光地図・雲南省ホテル予約・雲南省パッケージツアー

この地図には建水が入ってないのですが、昆明ー元陽の間らへんにあります。

西双版納(シーサンパンナ)も面白そうなのですが、ラオスベトナムへの国境越えしたいって時にまた訪れようかな。

 

 

 

 

文字数が多くなってしまったので、建水、元陽については次の記事で書きます♪

 

 

昆明

昆明雲南省省都鄭和の出身地だそうです。

765年に南詔の拓東城として歴史に姿を現し、1276年元朝に征服された後、昆明の名が始まった。14世紀に明に征服され、城壁都市が築かれたのが今日の昆明に続く。

https://ja.wikipedia.org/wiki/昆明市

 

昆明の良い点の一つとして中国の省都の中でも屈指の生活環境の良さが挙げられます。空気は各省都の中で最も綺麗で、気温は年中暑すぎず、寒すぎません。というのも、昆明は東南アジアの気候帯に属すため、季節は四季ではなく、雨季乾季になります。夏はどんよりしてスコールが振り、冬はからっとしています。また、標高が2000mと高地にあるため、暑くなるときでもそれほど暑くなりすぎません。したがって1年で最も暑いのは雨季前の5月で、それでも30度いかず、冬は稀に雪が降る程度です。昆明が「春城」と呼ばれるゆえんです。

昆明ってどんなとこ? - 雲南jp(http://www.yunnan.jp/)

2月なので気候は良さそうですね!

 

雲南省は中国で最も貧しい省のひとつですが、昆明はその中でも流通量が多いことから、雲南でもかなり物価が安いです。

昆明ってどんなとこ? - 雲南jp(http://www.yunnan.jp/)

研究室の友人は雲南省は観光地なので物価が高い!と言っていましたが、どうなのでしょう。

 

 昆明には大学がいくつかあり、また魅力的な土地柄のため、多くの留学生が中国語を勉強しています。日本人、韓国人、アメリカ人はもちろんのこと、東南アジアという土地柄のため、タイ人、ベトナム人ラオス人留学生も大変多いです。ちなみに日本人より韓国人のほうが多く、日本料理は食べれない反面、韓国料理は充実しています。

昆明ってどんなとこ? - 雲南jp(http://www.yunnan.jp/)

留学生も多いのですね。旅中どんな人と出会えるか楽しみだなぁ♪

 

 

滇池

www.tripadvisor.jp

中国三大汚染湖の一つなのですね汗

これを見に行くと言うより、西山森林公園や民族村から見えるみたいです。

西山森林公園

龍門から滇池を見下ろすことができます。

見どころ全てを見ようと思うと丸1日かかるけど、龍門地区のみなら3時間ほどでOKだそう。8時から18時まで開放されてます。

 

 昆明西山龍門

雲南民族村

滇池東岸にあるテーマパークです。

雲南省に住む25の少数民族の文化、風俗を展示、紹介している。敷地内には各少数民族の村が作られ、民具や衣装が展示されている。また園内では定期的に各民族の伝統儀式や民族舞踊が行われている。大理三塔寺や、タイ族の仏塔の模型などもある。現地に行ってもなかなか見られない歌や踊りが鑑賞できるのが魅力だ。

 

民族団結広場、民族歌舞ホール、風味レストラン、宿営娯楽エリア、遊覧船の埠頭、遊覧車等観光、娯楽、食事などを集めた総合施設もある。午前の西山観光の帰りに立ち寄ることが多く、通常ここでの昼食となる。出口を出て、通りを渡ると民族博物館があるので合わせて見学すると良い。

雲南民族村

開館時間11月-3月8:00-21:30、4月-10月7:30-22:00とかなり早くから遅くまでやってるんですね。

8:50 雲南民族村の開村儀式
9:20 民族歌舞ホールで雲南少数民族の歌舞のパフォーマンス
9:30 タイ族、ワ族の民俗歌舞のパフォーマンス
9:50 団結広場でジノー族の民俗歌舞、民俗な刀竿に上がるパフォーマンス
10:00 イ族、ナシ族、ぺー族の民俗歌舞のパフォーマンス
10:20 ワ族、ラク族民俗歌舞のパフォーマンス、アジア群象のパフォーマンス
10:40 タイ族、ペー族、モソ人の民俗歌舞のパフォーマンス
10:50 民族歌舞ホールで雲南少数民族の歌舞のパフォーマンス、イ族、ジノー族の民俗歌舞のパフォーマンス
11:10団結広場でワ族の民俗歌舞、民俗な刀竿に上がるパフォーマンス
11:20 ジノー族、ラクの民俗歌舞のパフォーマンス
11:30 タイ族、ナシ族の民俗歌舞のパフォーマンス
13:00 ワ族、ナシ族、ぺー族、モソ人の民俗歌舞のパフォーマンス
13:30 イ族、ジノー族の民俗歌舞のパフォーマンス
13:50 タイ族モソ人の民俗歌舞のパフォーマンス
14:00 ワ族、ぺー族、ラク族の民俗歌舞のパフォーマンス
14:10 団結広場で民俗な刀竿に上がるパフォーマンス
14:30イ族、ジノー族の民俗歌舞のパフォーマンス
14:40 タイ族、ナシ族の民俗歌舞のパフォーマンス
14:50 アジア群象のパフォーマンス
15:00 民族歌舞ホールで雲南少数民族の歌舞のパフォーマンス、ワ族の民俗歌舞のパフォーマンス
15:20 イ族、ぺー族の民俗歌舞のパフォーマンス
15:30 モソ人、ジノー族の民俗歌舞のパフォーマンス
16:00 団結広場で民俗な刀竿に上がるパフォーマンス
16:20 民族歌舞ホールで雲南少数民族の歌舞のパフォーマンス、ナシ族の民俗歌舞のパフォーマンス
16:30 アジア群象のパフォーマンス、タイ族、ぺー族の民俗歌舞のパフォーマンス
16:40 ワ族、ラク族の民俗歌舞のパフォーマンス
17:00 モソ人の民俗歌舞のパフォーマンス

雲南民族村

 

石林風景名勝区(中国南部カルスト):

f:id:hnk0404:20180209200340j:plain

石林風景名勝区,昆明観光スポット,昆明見所案内 ふれあい中国

世界自然遺産です。

昆明から78キロほど。

ここは、日程的に余裕がないのでいければ・・・と言う感じですね。

もう一度雲南を訪れるつもりでいるので、ダメそうなら次回で!

ついでに九郷風景名勝区と言うのも行ってみたい。

4travel.jp

昆都夜市:

昆明のナイトマーケットですね♪

調べてもあんまりパッとする情報がなかったので、とにかく見てこようと思いまーす。

 

 

◆羅平

羅平県には、漢族のほか、プイ族、チワン族、イ族、ミャオ族、回族などが暮らしています。

中国一の油菜の生産地として知られており、菜種油が作られています。

菜の花が咲く2〜3月がベストシーズン!と言うことで行ってこようと。

ちなみにはちみつも有名らしいです。

 

菜の花料理、三白料理(ユリ根、里芋、れんこんを使った羅平の郷土料理)が名物なので、是非食べたい!

 

4travel.jp

 

金鶏峰・牛街螺糸田

金鶏峰(6時から20時まで)は小さな山、牛街(24時間)は小さな村で、どちらも油菜畑を見るのに適した場所です。

これらに行くには、タクシーチャーター(往復80元くらい)か、バス。タクシーの方が楽みたいです。

あるいは九龍瀑布群風景区、多依河風景区、魯布革三峡風景区と全部合わせて500元ほどでタクシーチャーター。

 

 

九龍瀑布群風景区

4travel.jp

 

中国六大瀑布の一つです。ケーブルカーで展望台に登って見下ろすのがオススメらしい。4キロほどなので歩いてゆっくり見るのも◎。片道登って片道は歩こうかな。

 

タクシーチャーターをしないのであれば、羅平バスターミナルからバスに乗って、乗り合いミニバンに乗り換えて行くらしいです。

 

多依河風景区

 

小さな滝が連なった渓流で、プイ族が多く暮らしています。一番奥には大きな滝が。

タクシーチャーターをしないのであれば、羅平バスターミナルから「乃格」行きバスに乗って行きます。17時に帰りの最終バスがあります。

 

プイ族は中国、ベトナムに住む少数民族です。貴州省中心にいるみたいですね。黔西南プイ族ミャオ族自治州と言うのがあります。

ろうけつ染めが有名なようなので、いいものがあったら買って帰りたいな・・・。

プイ族の人びとはプイ族の言葉を使用し、この言語は漢・チベット語系、チワン・トン語派、チワン・タイ語分支に属し、3つの方言がある。

プイ族には以前文字がなく、漢字を使用していた。新中国成立後、ローマ字を基礎とするプイ族の文字がつくられた。

少数のプイ族の人たちはカトリックキリスト教を信仰している。

 

プイ族とチワン族は同一祖先をもっており、百越(古代の江蘇、浙江、福建、広東一帯に分布していた)の一部である。今でもプイ族の人びとは古代越人の風俗習慣を残しており、例えば欄干式の家屋に住み、銅製の太鼓を打つなどがそれである。前漢の頃の夜郎国と現在のプイ族のルーツの関連性を認める人もいる。一部のプイ族の人びとは自分たちのことを「布依」、「布越」、「布曼」と呼んでいる。新中国建国後、この民族の呼称に基づいて、「プイ」に統一された。プイ族の居住地区は渓谷と平原地帯が多く、美しい山水、景色の壮観さで知られる黄果樹の滝はプイ族の人たちが集中している地区である。プイ族居住地区で出土した文物から見ると、プイ族は水稲の栽培に従事していたながい歴史をもつ農耕民族である。プイ族の人びとがつくったろうけつ染めは長い歴史があり、図案が美しく、国内外で知られている工芸品と収蔵品である。

中国の少数民族

 

 

塩酸と言うお漬物があるらしい。すごい名前だ。「塩酸食べる?」ってできるわけですね。

でも塩酸って確かに文字だけ見たらしょっぱくて酸っぱくて美味しそう。

人口約255万人。チベット系。プイ(布依)族は、壮族同様 “百越(古代の江蘇、浙江、福建、広東一帯に分布していた)” が民族の祖先と考えられているが、前漢夜郎夜郎自大(「史記」の中に出てくる話で、漢代に夜郎国が漢の強大さや、進んだ文化を知らずに自分の勢力を誇ったところから、世間知らずで、自分の力量を知らずに狭い仲間内で威張ること。)という諺の由来となった国。)とのルーツの関連性も言われている。

“布依”、“布越”と自称するものや、“布曼”と自称するものがおり、新中国建国後、“布依”に統一された。

プイ(布依)族は、現在でも古代越人の風俗習慣を残しており、欄干式の家屋や銅製の太鼓などに特徴が残っている。

プイ(布依)族は、古くから水稲栽培に従事し、ろうけつ染めにも長じている。このろうけつ染めは、“布依錦”と呼ばれる布依族独特の錦織と共に国内外で有名で、近年では東南アジア、日本、欧米にも販路を持っている。

プイ(布依)族は、口承文学や山歌などの文化に富み、春節端午節など通常の祝日のほかに、“ニ月ニ”、“三月三”、“四月八”、“六月六”といった民族色豊かな祭日も伝統的に残っている。
舞踊も、《鼓舞》、《布舞》、《子舞》、《糖包舞》など多彩で、民族楽器は唢呐、月琴、洞、木叶、笛子など。

プイ(布依)族で日常的によく食べられている、“塩酸”と呼ばれる漬物が広く知られている。

中国少数民族・プイ(布依)族

 

魯布革三峡風景区

貯水湖。遊覧船に乗って景色を楽しむことができます。

タクシーチャーター以外の方法は探し中。費用を抑えたいので飛ばすかも。