クリスマスに岩手に行ってきた話。 その3 遠野編 後半
12月23日~25日に恋人と二人で岩手旅行してきました。
遠野編の後半です。
福泉寺・遠野ふるさと村・とおの物語の館について主に記します( ˘ω˘ )
そもそも私が遠野に興味を持った理由について少し書きます(*'ω'*)
私は小さいころから妖怪の話が大好きでした。
漫画とか、絵本とか、妖怪に関するものをいろいろ読み漁ってました。
学校の階段とか現代オカルトも好きでしたし、UMAとかにも興味を持つようになって、高校生くらいまでインターネットでそういうのをたくさん調べてました。
まあでも実在するとは思ってなかったし、
変なもの好きで変な子だと思われるのも嫌だし、で
大学に入ってからは妖怪とかからは少し遠のいてました。(それでも眠れない夜なんかには調べていましたが)
柳田国男、遠野物語については、大学の日本史名前覚えさせられて、
でもその時はまだ、民俗学?ふ~ん。という感じで、興味はなし。
大学入って、なんとなく取った文化人類学の授業がすごく面白くて、
文化人類学という学問に興味を持つように!!(*'ω'*)
文化人類学は民俗学と隣接領域。というか、日本がフィールドだったら民俗学って呼んでいいみたいなところありますよね。
それで、柳田国男も一本読んでみるか★と思って遠野物語を本屋さんで購入。
そしたらわたしのときめきのつぼにぴたっとはまった感じで。
しかもこれが立派な学問になるとは。と。
遠野物語に収められている話は、ちょっとあり得ない話ばかりなんだけれど、
まるですべてが本当のできごとの様に生き生きと描かれていて
遠野ってどんな秘境なんだろう・・・・(*'ω'*)(失礼)
行ってみたい!!と。
ところで、
私は、
妖怪やら未知の存在に興味津々なのと同時に、
めちゃめちゃ怖がりです。
前回の記事にも少し書いたけど
おばけいるかも・・・と思ってしまうと一人でトイレに行くのが厳しい・・・。
小さい時に聞いた「さっちゃんはね♪」のさっちゃんの怖い話を読んで、
数年間寝るときずっとバナナの絵を枕元に置かないと寝られない時期もあったくらいです。。。
(これは詳しく調べるのが今でも怖いので興味ある人は調べてみてくださいw)
興味を持つということと、恐れという感情は、
案外近いところにあるのかもしれないですね。
★★★
路線バスで遠野駅から福泉寺へ。
それにしても恐ろしく寒い・・・・
今回行った平泉・花巻・遠野・釜石の中で遠野がいちばん寒かった気がします。
小さなお鳥居。雰囲気ありますね。
五重塔。山の上のほうは風がかなり強くて自然の力・・・という感じがしました。
中の木彫り観音さまは写真NGだったのですが、↓のようなお話が。
1,200年の巨木を住職自ら苦心の力作。一週間の断食百回決行の上二十年の歳月を要して完成した。
こんなにありがたみのある観音様もなかなかないのでは・・・。
かっぱさんたち。こんな寒いと池の中に住むのは大変そうだなぁ~。
下に、地中につながる道とかあって、そこに暮らしてるのかな?
五重塔、横から。
縁結びの観音様。
左手だけで赤い布が結べると、想い人と結ばれるそうな・・・!
卯子酉様|観光情報:::遠野市観光協会 卯子酉さまと同じ感じですね(*^^*)
卯子酉さまもお参りしたかったのですが、時間がなく断念していたので、
こちらで結ぶことができてよかった。
バスに乗って遠野ふるさと村へ。
お正月飾り。
遠野物語関連の本とか、民俗学の本とかたくさんありました・・・。
ここ長くいれるなぁ~。
鹿(しし)かな?
かっぱの生態図についてもありました。
遠野のかっぱさんは赤いんですね~(*^^*)
飛び入りでですが、草木染め体験をさせてもらいました(*^^*)
アカネの染料で花瓶敷き作りに挑戦。
ビー玉とか使うんですねぇ。
元の布がこちらです。
こっちは恋人が作ったほう。きつくしばればしばるほどいいそうな。
どんなのができるのかな・・・?
こっちが私が作ったほう。
恋人はビー玉を主に使ってますが、私は棒を主に使いました。
まず、染料が通りやすいように水に濡らします。
アカネの染料が入った鍋で茹でます。
ぐつぐつ。
骨付き肉・・・・・・ではなく、輪ゴムをほどく前の状態です。
しっかり色がついてますね(*^^*)!!
ほどいて、アイロンかけて乾かした状態がこちら。
↑が私の作品、↓が恋人の作品です(*'ω'*)!
わーい!!しっかり染まりました。
先生ありがとうございました♪難しかったけど楽しかったです。
やっぱりこういう体験ものはいいなぁ・・・・・(*'ω'*)
南部曲がり家。
旧盛岡藩領、特に盛岡市周辺や遠野盆地を中心に多く見られる、母屋と馬屋が一体となったL字型の住宅。
一般的に東側が台所で、南側に馬屋が突出する。馬屋の屋根には破風があり(入母屋)、かまどや炉でたく煙をはそこから排出され、このため馬の背や屋根裏の乾し草を乾かすことができる。南部曲り家は、(1)寄せ棟が多い、(2)平入り(長方の家屋の長径の側に入口がある)である、(3)棟(屋根)は母屋より馬屋が一段と低い、(4)曲がりの部分は母屋より小さく、馬屋になっている、などの特徴がある。
農具などもありました。
白いおうまさんです。
オシラサマ のお話を思い出しますね。
鉄砲風呂!!
据(すえ)風呂の一種。江戸時代,江戸で多く使用された。桶(おけ)の中に銅製または鉄製の筒を入れ,炭や薪(まき)をたいて沸かすもの。また風呂桶の横を穿(うが)ち30cm四方ほどの鉄箱を入れ,この中でたくものもある。
じっくり見たかったのですが、寒い寒い!!!ので、足早に戻りました(;'∀')
おひるごはんのちからうどん。
遠野のお米を使ったもちらしいです。あったまりました・・・。
遠野駅まで戻って、とおの物語の館へ。
ちなみに、遠野城下町資料館と共通チケットで見学できました。
昔話すきなひとにはなかなか楽しい場所でした。
いつか子ども連れてきたい・・・・(*'ω'*)
これとか、触ると昔ばなしにちなんだ影がでてくるんですよ!
雪が降る中帰途へ。
遠野駅近くのケーキ屋さんで買ったクリスマスケーキ!!ささやかな幸せ(*'ω'*)♡
甘くておいしかったです。
白いコーヒープリンって珍しいなぁと思ったのですが、
ネットで検索するとレシピとか結構出てきました。いつか自分でも作ってみたい(*^^*)
遠野編はここまでです。
次は夜行バスに乗る為少しだけ寄った釜石編。